現在開催中の「1日で巡るお遍路さん in 丸の内」。
18日はまずまずの混雑でしたが、その日は17社の取材が入ったそうで。。
19日からの前売り券は、ほぼ完売状態でした。
お参りいただいた皆さまには大変ご迷惑をおかけしていることと思います。
私も18日～20日午前までお手伝いとして参加いたしました。
これからお参り下さる方の参考になればと、「1日で巡るお遍路さん in 丸の内」の内容、
並びにいただいたご質問などまとめてみたいと思います。

まずは全体の流れをご説明したいと思います。



まず会場内に入りますと、皆さまには体と心のお清めを受けていただきます。
これは「塗香（ずこう）」と「洒水（しゃすい）」というもの。

まず「塗香」とは「塗（ぬ）るお香」と書いて「塗香」といいます。
その名が示すように、体にお香を塗る儀式を行い、体を浄めていただきます。
次に「洒水」とは、水を洒（そそ）ぐこと。
僧侶によって加持された水を皆さまに洒ぐことにより、心を浄めていただきます。

こうして心身ともに清らかになった上で、参拝の皆さまにはお大師さま、四国霊場ご本尊さま88体が鎮座されます道場へと入堂していただくことになります。



また道場内は大変混雑しています。
それは当然で、皆さまお参りにきているためです。
今回の入場は3時間区切りで700人を想定していますが、これは相当な人数です。
単純に3時間を700人で割ると1人あたりの時間は約15秒。
つまり約15秒で各霊場寺院をお参りいただくことになります。
ゆっくりお参りしたい方、ペースよくお参りしたい方などいろいろとあると思います。
が、これは結構なハイペース。
それでも、ここで定数とした事務局側は英断であると思います。
これ以上はもちろん多すぎると思いますし、需要を受けきれるギリギリのライン、これがこの700人という定員であると思います。

あとは、私たち受け入れる側の問題です。
日々少しずつ、試行錯誤しながら、少しでも皆さまが満足してお参りできますよう努めています。
ご迷惑をおかけしていますが、どうぞ今後とも四国霊場をよろしくお願いいたします。

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