子犬の供養

今朝、お勤めのために本堂に行くと、苦しそうな犬の鳴き声が本堂裏から聞こえてきました。
本堂の番をされている方に聞くと、「本堂前に子犬が死んでいて親犬が探しよるみたい」とのこと。


見てみると、まだ生後間もないぬいぐるみのような子犬が横たわっていました。
その間も姿は見えない親犬の苦しげな鳴き声が境内に響きます。

子犬のお墓

すぐに埋めてあげ、線香とお花をお供えしました。
するとあれほど鳴いていた親犬の鳴き声がピタリと止んでしまいました。

親犬は野ざらしにされていたわが子を嘆いていたのでしょうか。
かわいそうではありましたが、親犬の愛情に感動しました。
子を思う親の気持ちは、本当に人も犬も変わりませんね。