剣山
| 日記
今日は、初めて剣山にいってきました。
標高1955mは、石鎚山1982mに続く四国第2位の高さで、四国では二大霊山の1つです。
恥ずかしながら、毎年行く石土山と違い、今回初めての剣山。
大先達である大西教聖先生のもと、計4人で参拝してきました。
道中、土釜と呼ばれる滝壺があり、その先には落差20mの鳴滝があります。
「昔はここで禊をしてから山に入ったんや」とは大西先生の言葉。
ぜひ、次回はここで禊してから入峰ですな♪
2時間30分ほどの移動の後、ようやく剣山登山口に到着。
今回はロープウェイを使いましたので、さらに1時間ほどの時間短縮です(^^)
剣山宝蔵石神社にむかう道中で、野生の鹿を目撃。
ついついテンションが上がります。
発情期に行く大峯だと、一目散に逃げますね(笑)
剣山山頂の剣山宝蔵石神社。
壇ノ浦で入水されたといわれる安徳天皇が落ちのび、この地に三種の神器の1つである草薙の剣を奉納されたのが、この巨岩の上であったそうです。
剣山山頂。
「昔はみんな石を持ってきてここにお供えした」とは大西先生。
今でも結界がはられ、聖域として守られています。
石土大剣神社。
神社後ろにそびえ立つのが、大剣のご神体であろう大岩?
もともとの「剣山」の名前もここからだろうと思わせるほどの迫力です。
最後にお参りした円福寺。
剣山修験を支えてくださっているお寺です。
大西先生いわく「昔はこちらに泊まって夜に剣山に参拝した」のだそう。
参加された方も「満天の星の下をお参りした」と。
なんとも素敵なお話です。
今回剣山を参拝してみて思ったのは、とても穏やかな山だ、ということ。
石土山を男とすると剣山は女、みたいで、とても優しい印象溢れる山でした。
かといって、昔の行程は長く、辛くなったのでしょう。
車で移動しながら、大峯山を彷彿とさせる情景があちこちに見られました。
車なしで、何泊かしながら剣山を登りたいな、と思いました。