盆入りしましたね
| 日記
今日よりいよいよ盆入りですね。
朝から金倉寺恒例?のお墓掃除をやってました。
ここに見えるお墓のほとんどが金倉寺歴代住職と僧侶のお墓です。
毎年、お盆と大晦日、彼岸の計4回、お墓を掃除し、お花と線香をお供えします。
今年も掃除とお供えが終了し、最後にお経をあげていると、日傘を差してくださるおばあちゃんがいらっしゃいました。
ありがたく思いながらも、読経中でしたので、軽く会釈をして読経を続けました。
読経終了後、「ありがとうございました」というそのおばあちゃんを見ると、近所のおばあちゃんでした。
いつもこの季節になると、先代住職夫妻などご縁のあった方々のお墓をお世話してくださっています。
「ありがとうございます。こちらの先代(住職)さんのお餅は○○さんが御供してくださったんですか?」
「私らのころは、ぼたもちやそうめんを御供えするんが当たり前やったけどなぁ。最近はだれっちゃせんくなったわ。」
「もう先代さんも亡くなって30年くらいになりますかね。」
「いろいろようしてもらったからなぁ。早かったわ。あっという間やった。」
「そういえば、お父さん(おばあちゃんのご主人)今年が初盆ですか?」
「去年やわ、6月やったから。なんかまだ生きているような気がしてなぁ。」
「僕たちはまだまだ想像できんですけど、夫婦って特別なもんなんでしょうね。」
「夫婦にしか分からんことはようけある。53年も連れ添うたき。暑いきん、ぼちぼちやりなよ。」
お盆だからか、お墓という場所だからか、自然と故人を思い、懐かしんでいました。
こうして故人を想うことができるお盆という風習、大切にしたいですね。
お掃除は大変ですけど(^^;)