「音曼荼羅」納品
| 日記
本日金倉寺に「音曼荼羅」が届きました。
「音曼荼羅」とは、干支ごとに対応した十二の音のお鈴による曼荼羅で、干支と音については司馬遷の『史記』の記述を元に制作されたものです。
四国では金倉寺への奉納が初めてとのこと。
明日11時より金倉寺本堂にて、記念法要、並びに小馬崎達也氏による奉納演奏がおこなわれます。
お時間が許すようでありましたら、ご参拝くださればと思います。
法要終了後、参拝者の方々にも、音曼荼羅による参拝をしていただく予定です。
準備が整い次第、金倉寺本堂にて常時ご参拝いただけるようにする予定です。
ご自身のために干支の音を鳴らすのはもちろんのこと、家族やご先祖さまの干支の音、また恋人同士でそれぞれの音を鳴らすのもいいかも知れません。
音の鳴っている間、手を合わせてお参りいたければと思います。
十二の音階は日本の十二律によって構成されています。
現在も、宗教音楽である声明はこの十二律を元にしています。
以下、各音と干支、西洋の近似音をご紹介しておきます。
壱越(いちこつ)子 D=レ
断金(たんぎん)丑 D#=レ#
平調(ひょうじょう)寅 E=ミ
勝絶(しょうぜつ)卯 F=ファ
下無(しもむ)辰 F#=ファ#
双調(しょうじょう)巳 G=ソ
鳧鐘(ふしょう)午 G#=ソ#
黄鐘(おうしょう)未 A=ラ
鸞鏡(らんけい)申 A#=ラ#
盤渉(ばんしき)酉 B=シ
神仙(しんせん)戌 C=ド
上無(かみむ)亥 C#=ド#