三井寺のご紹介
| 日記
金倉寺の本山である滋賀県大津市の三井寺。
ブログで1度もご紹介していませんね。
これから少しずつご紹介していければと思っています。
まずは三井寺金堂。
ご本尊は弥勒さま。
天智天皇の念持佛であったと伝えられていますが、完全な秘仏。
続いて金堂前、鐘撞堂と紅葉。
紅葉の中にある鐘撞堂がとてもキレイでした。
この写真はいまいちですね。
続いて護法善神堂。
訶利帝母(鬼子母神)さまをお祀りしています。
護法善神とは「法を護る善い神さま」という意味で、法とは『法華経』のこと。
つまり「法華経を信仰する人々を護る神さま」ということなんですね。
このため日蓮宗では、鬼子母神(訶利帝母)さまを祀る寺院が多いんです。
智証大師さま、金倉寺ととても縁の深い仏さまです。
続いて村雲橋。
こちらは金堂から西へ、唐院と勧学院の間にある橋です。
智証大師さまがこの石橋に差し掛かり、ふと西の空を眺めると、「唐の青龍寺が燃えている」といいました。
すぐに真言を唱え閼伽水をかけると、一筋の雲が起こり西の空に飛んでいきました。
後日、青龍寺から火災を鎮めてくれた礼状が届いたということです。
この由来があって、こちらの橋を「村雲橋」と呼んでいます。
最後に微妙寺から観音堂への参道。
紅葉がキレイと思い撮ったのですが、この後の大雨で多くは散ってしまいました。
でもところどころではキレイな紅葉が残ってますよ。
お時間があればお参りください。