トイレの改修工事が終わりました。
| お知らせ
9月のお祭り後、駐車場にあるトイレの改修工事を始め、参拝のみなさまにはご迷惑をおかけしていましたが、先週より再び使用できるようになりました。
ご存じの方は、外観だけ見るとあまり変わっていないように見えますが、中は以前よりかなり機能的になったかと思います。
男女混合で和式だけだったものを、男女別、和式洋式それぞれを設置し、新たに多目的トイレ(オムツ換え台もあります)もできました。
小さいお子様をお連れの方にも不便のないように、子どもを座らせる簡易椅子も設置しています。
そして、新たに設置したのが、入り口にある弁財天さまのお姿(お軸)です。
トイレというと、烏枢沙摩明王を思い浮かべる方が多いと思いますが、うちはあえて弁天さまに。
というのも、まんが日本昔話に「かわやの神さま」というのがあって以下のようなストーリーがあったからです。
ある日、七福神の神様がとある家にやって来てそれぞれ居座る場所を決めることになりました。
弁財天さまは身支度に時間がかかり、遅れてやって来たため、居場所が便所しか残っていませんでした。
そこで、仕方なしに便所の守り神となりました。
のちに、綺麗好きな弁財天さまにあやかってトイレをキレイにしていると、金運や美人の子が生まれるといった御利益があるといわれるようになったとのこと。
そういえば、数年前に流行した「トイレの神様」という歌にも、トイレをキレイにしていると「べっぴんさんになれる」というフレーズが出てきますが、こうした民間伝承のことを指しているのでしょうね。
ということで、うちの女性用トイレに入ると、こんな張り紙がしてあります。
どうぞ、綺麗に使ってくださいね。
ちなみに、まんが日本昔話では、他の七福神は次のようなところの守り神となったようです。
毘沙門天さま・・・玄関、大黒さま・・・店先、布袋さま・・・座敷、福禄寿・・・土蔵、恵比寿さま・・・台所、寿老人・・・井戸。
ご参考までに。