訶利帝母尊御出現1200年開白法要

少し日が経ってしまいましたが、4月21日(土)に「訶利帝母尊御出現1200年開白法要」を厳修いたしました。
金倉寺におかるてんさん(訶梨帝母、鬼子母神)が出現してから満1200年をお祝いする法要でした。


訶利帝母尊像

総本山三井寺より長吏猊下、執事長や執事方、また天台寺門宗内局の先徳方をお迎えし、『仏説鬼子母経』を読経いたしました。
今回は「開白法要」と名がつくように、訶利帝母尊御出現1200年を祝う法要の始めです。
これより複数年にわたり、御出現1200年をお祝いする期間にしたいと考えています。
結願は6年後の2024年、金倉寺創建1250年の年にあたります。

この結願のため、この開白法要にて「護法善神立像製作」が当山住職より発願されました。
おかるてんさんが日本で最初に出現され、その姿を刻した護法善神像。
もともと金倉寺にあったものが、現在総本山三井寺の護法善神像(重文)であると言われています。
この御出現1200年という機会を迎え、次の世代への信仰の証として新たな護法善神立像の制作を行います。
そして金倉寺創建1250年の2024年に開眼法要を行い、訶利帝母尊御出現1200年の結願といたします。

このような節目になる時に立ちあえる法縁を誠にありがたく思います。
皆さまとこの時を分かち合えますことを心よりご祈念いたします。