地域を支えるヒーローたち vol.2
第八回 ~番外編~
地域を支えるヒーローたち vol.2
先週に続き、地元観光で出会ったヒーローをご紹介する“まんなか。番外編”です。
今回はとってもアクティブでパワフルな女性。
女性の笑顔は地域を元気に、華やかにしてくれますね!
人が好き、笑顔が好きなステキな女性
小麦の風Compania オーナー 真鍋留美さん
子どもの頃から夢だったパン屋さん。10年前にオープンした時は、「パンを作りたくて作りたくでしょうがなかった」。10年経った今は、「毎日パンを作ることができて幸せ」。唯一パン生地に触れない定休日の前日は、1日がとても長く感じるというほどパン好きの真鍋さん。実は、優しい声や柔らかな表情からはちょっと想像できない(?)意外な一面を持っています。
元々体を動かすことが好きで、大学時代はハイキング部。休日にはフィットネスやマラソンで汗を流すアクティブ派なんです。お店のお客さんが誘ってくれたことがきっかけでサークルにも参加し、丸亀ハーフマラソンやフルマラソンにもチャレンジしています。
真鍋さんいわく、「お客さんに誘われてイベントに参加することもあり、パンを通じて輪が広がっている感じ。人とのつながりをパンがつないでくれています」。小さなお店だからこそ、お客さんとの距離が近い。パンの向こうに見える笑顔をこよなく愛する、あったか~い人です。
真鍋留美さんの記事はこちら!
第五回「住宅街の小さなパン屋さん」
ずっと元気でいてほしい、みんなのお母さん
はなや食堂 女将 横田ヒサ子さん
小さなうどん屋さんを切り盛りして約40年。小柄な体で、あのうどんブームの繁忙期も乗り越えたとってもパワフルなヒサ子さん。毎日閉店後に次の日の買い出しを済ませ、翌朝6時過ぎにはお店に入ります。「下準備は妹がしてくれるから、楽させてもらいよるよ~」とおっしゃいますが、いやいや、けっこうなハードスケジュールです。
数年前までは温泉に行くのが趣味だったそうですが、今はなかなか時間も取れず、休日は気晴らしを兼ねてパチンコ店へ。ご近所さんはもちろん、そこで初めて出会った人とも「今日はさっぱりやな~」なんて何気ない会話をするのがヒサ子さん流の楽しみ方です。私がお話を聞いていた時も、ご近所さんが顔を見に来たり、カゴいっぱいのタケノコをおすそ分けしに来たり…。お店のイスに被せている手編みのカバーは、実は常連さんからの贈り物。みんなに助けられているんだと、何度も感謝を口にしていました。
そんなヒサ子さんは、5人兄弟の長女。しっかり者で面倒見がよく、地域のお母さん的存在です。そんな人だから、きっとみんな支えたくなるんですよね。
横田ヒサ子さんの記事はこちら!
第六回 「100年続くうどん屋さん」