採燈大護摩供
採燈大護摩供は、屋外で行われる大護摩です。屋内で行う護摩は火神がお不動さんの使者となりましたが、採燈護摩ではその役目が龍神に変わります。その理由は採燈護摩のルーツが仏教ではなく、日本古来の山岳信仰に基づいているため。
山伏が山の中で護摩を焚く理由は、供養する龍神が海の彼方にいると考えていたためです。海の彼方にいる龍神を供養するには、高い山の頂上で大きな火を焚かなければ龍神の目には届かない、と考えたわけです。たとえば寺社で仏や神々に火を灯す台を「灯籠」といいますが、これは龍神に献上した灯であったので「灯籠」といいます。いつしかこの灯は、龍神を通じて、他の神々に献上した灯となり、現在の形となりました。このような山岳信仰と後にもたらされた仏教の護摩が融合し、山伏によって採燈護摩が行われるようになりました。
金倉寺の採燈大護摩供は、9月8日(日)午後1時より行われます。山伏の数は総勢30名以上で、1寺院の規模としてこれほどの採燈護摩は四国でもそうありません。立ち昇る噴煙の中に「龍がいる!」とおっしゃる方もいらっしゃる程の迫力です。また大護摩の後に行われる火生三昧という火渡り修行は、一般の方も参加できます。日本古来の山岳信仰の世界をぜひご体験ください。
採燈大護摩祈願のご案内
受付 | 本堂、郵送にて 2023年8月9日(金)~9月8日(日)午後1時まで ※郵送は9月7日(土)必着 |
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祈願内容 | ・家内安全 ・身体健康 ・息災延命 ・病気平癒 ・商売繁昌 ・社運隆昌 ・交通安全 ・海上安全 ・開運祈願 ・学業成就 ・合格成就 ・就職成就 ・良縁祈願 ・厄除祈願 ・除災招福 など |
祈願札 |
500円 添え護摩 2,000円 紙札(8寸 24cm) 5,000円 木札(8寸 24cm) 10,000円 木札(1尺 30cm) 15,000円 木札(1尺5寸 45cm) 50,000円 木札(3尺 90cm) ※火生三昧(火渡り修行) 500円 |
祈願日 | 2024年9月8日(日) |
時間 | 午後1時より90分 |
授与品 | 祈願札、御供餅、御供菓子 |
必要事項 | お名前、ふりがな、性別、年齢、ご連絡先 ※指定の申込用紙にご記入ください |